ジェネリック編集ビュー (Generic editing view)

以下のビューは、このページで説明され、内容を編集するための基礎を提供します:

参考

メッセージフレームワーク には SuccessMessageMixin が含まれており、フォーム送信の成功に関するメッセージを表示できます。

注釈

このページの例のいくつかは、Author モデルが下記の通り myapp/models.py 内で定義されているものと見なしています。

from django.db import models
from django.urls import reverse


class Author(models.Model):
    name = models.CharField(max_length=200)

    def get_absolute_url(self):
        return reverse("author-detail", kwargs={"pk": self.pk})

FormView

class django.views.generic.edit.FormView

フォームを描画するビューです。エラー時には、バリデーションエラーとともにフォームを再描画します。成功時には、新しい URL にリダイレクトします。

継承元 (MRO)

このメソッドは、以下のビューからメソッドと属性を継承しています:

例 myapp/forms.py:

from django import forms


class ContactForm(forms.Form):
    name = forms.CharField()
    message = forms.CharField(widget=forms.Textarea)

    def send_email(self):
        # send email using the self.cleaned_data dictionary
        pass

例 myapp/views.py:

from myapp.forms import ContactForm
from django.views.generic.edit import FormView


class ContactFormView(FormView):
    template_name = "contact.html"
    form_class = ContactForm
    success_url = "/thanks/"

    def form_valid(self, form):
        # This method is called when valid form data has been POSTed.
        # It should return an HttpResponse.
        form.send_email()
        return super().form_valid(form)

例 myapp/contact.html:

<form method="post">{% csrf_token %}
    {{ form.as_p }}
    <input type="submit" value="Send message">
</form>
class django.views.generic.edit.BaseFormView

フォームを表示するための基本ビューです。直接使用するのではなく、 django.views.generic.edit.FormView やフォームを表示する他のビューの親クラスとして使用することを想定しています。

継承元 (MRO)

このメソッドは、以下のビューからメソッドと属性を継承しています:

CreateView

class django.views.generic.edit.CreateView

オブジェクトの作成、(もしある場合は) バリデーションエラーとフォームの再描画、そしてオブジェクトの保存のフォームを表示するビューです。

継承元 (MRO)

このメソッドは、以下のビューからメソッドと属性を継承しています:

属性

template_name_suffix

GET リクエストに描画された CreateView のページは、'_form'template_name_suffix を使います。 例えば、この属性をオブジェクト (例えば Author モデル) を作成するビューのために '_create_form' に変更すると、 デフォルトの template_name'myapp/author_create_form.html' となります。

object

CreateView を使うとき、self.object にアクセスできます。これは作成されているオブジェクトです。オブジェクトがまだ作成されていない場合、値は None になります。

例 myapp/views.py:

from django.views.generic.edit import CreateView
from myapp.models import Author


class AuthorCreateView(CreateView):
    model = Author
    fields = ["name"]

例 myapp/author_form.html:

<form method="post">{% csrf_token %}
    {{ form.as_p }}
    <input type="submit" value="Save">
</form>
class django.views.generic.edit.BaseCreateView

新しいオブジェクトのインスタンスを作成するためのベースビューです。直接使用するのではなく、 django.views.generic.edit.CreateView の親クラスとして使用することを想定しています。

継承元 (MRO)

このメソッドは、以下のビューからメソッドと属性を継承しています:

メソッド

get(request, *args, **kwargs)

現在のオブジェクトインスタンス (self.object) に None をセットします。

post(request, *args, **kwargs)

現在のオブジェクトインスタンス (self.object) に None をセットします。

UpdateView

class django.views.generic.edit.UpdateView

現存するオブジェクトの編集、(もしある場合は) バリデーションエラーとフォームの再描画、そしてオブジェクトの保存のフォームを表示するビューです。(フォームのクラスが手動で指定されていない限り) オブジェクトのモデルのクラスから自動的に生成されたフォームを使います。

継承元 (MRO)

このメソッドは、以下のビューからメソッドと属性を継承しています:

属性

template_name_suffix

GET リクエストに描画された UpdateView のページは、'_form'template_name_suffix を使います。 例えば、この属性をオブジェクト (例えば Author モデル) を作成するビューのために '_update_form' に変更すると、 デフォルトの template_name'myapp/author_update_form.html' となります。

object

UpdateView を使うとき、self.object にアクセスできます。これは更新されているオブジェクトです。

例 myapp/views.py:

from django.views.generic.edit import UpdateView
from myapp.models import Author


class AuthorUpdateView(UpdateView):
    model = Author
    fields = ["name"]
    template_name_suffix = "_update_form"

例 myapp/author_update_form.html:

<form method="post">{% csrf_token %}
    {{ form.as_p }}
    <input type="submit" value="Update">
</form>
class django.views.generic.edit.BaseUpdateView

既存のオブジェクトインスタンスを更新するためのベースビューです。直接使用するのではなく、 django.views.generic.edit.UpdateView の親クラスとして使用することを想定しています。

継承元 (MRO)

このメソッドは、以下のビューからメソッドと属性を継承しています:

メソッド

get(request, *args, **kwargs)

現在のオブジェクトインスタンス (self.object) をセットします。

post(request, *args, **kwargs)

現在のオブジェクトインスタンス (self.object) をセットします。

DeleteView

class django.views.generic.edit.DeleteView

確認ページを表示して、現存するオブジェクトを削除するビューです。与えられたオブジェクトは、リクエストメソッドが POST の場合、単に削除されます。もしこのビューが GET を通じて取得された場合は、同じ URL に POST するフォームを含む確認画面を表示します。

継承元 (MRO)

このメソッドは、以下のビューからメソッドと属性を継承しています:

属性

form_class

BaseDeleteView から継承されています。リクエストの確認に使用するフォームクラスです。デフォルトでは django.forms.Form で、常に有効な空のフォームになります。

独自の Form サブクラスを提供することで、例えば確認のチェックボックスのような要件を追加できます。

template_name_suffix

GET リクエストに描画された DeleteView のページは、'_confirm_delete'template_name_suffix を使います。 例えば、この属性をオブジェクト (例えば Author モデル) を作成するビューのために '_check_delete' に変更すると、 デフォルトの template_name'myapp/author_check_delete.html' となります。

例 myapp/views.py:

from django.urls import reverse_lazy
from django.views.generic.edit import DeleteView
from myapp.models import Author


class AuthorDeleteView(DeleteView):
    model = Author
    success_url = reverse_lazy("author-list")

例 myapp/author_confirm_delete.html:

<form method="post">{% csrf_token %}
    <p>Are you sure you want to delete "{{ object }}"?</p>
    {{ form }}
    <input type="submit" value="Confirm">
</form>
class django.views.generic.edit.BaseDeleteView

オブジェクトインスタンスを削除するためのベースビューです。直接使用するのではなく、 django.views.generic.edit.DeleteView の親クラスとして使用することを想定しています。

継承元 (MRO)

このメソッドは、以下のビューからメソッドと属性を継承しています:

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